『びびび』を20日遊んでみて

ミクさんこと「初音ミク」とのコラボがきっかけで
最近、新たにインストールしたソーシャルゲームがある。


『ビーナスイレブンびびっど!』というゲームだ。通称、『びびび』。
ジャンルは「美少女育成サッカーシミュレーションゲーム」とのこと。
すっごいピンポイントw
このジャンルの別ゲームってあるのかな?
さて、久しぶりのブロマガというわけだが、
このゲームについて、現時点での感想などを書いていこうかと思う。

【!閲覧前の注意!】
このブロマガは以下の要素を含んでいます。
・書いた人は、始めてから約20日の初心者オーナー
・書いた人は、無課金
・書いた人がプレイした他のゲーム(主にブレフロ)との比較
・記事が長い
・個人的感想(ネガティブなものも含む)

それでも良いよって方は↓


◆人生初のリセマラ
このゲームでは、人生で初めて「リセマラ」という行為をした。
インストールしてすぐに「10連スカウト」を2回実施できるため、
ここで最低限「初音ミク」「鏡音リン」を2人を入手するのが目的。
そして、インストールして最初のスカウトでこの2人が揃った。
しかもミクさんに至っては2回入手している。
結論から言うとリセマラをせずにやめておけば良かったのだが、
私はここでリセマラをしてしまった。
理由は単純で、

こんなに簡単に入手できるのなら、
「1回の」10連でミクさんとリンちゃんの入手を狙った方が良いのでは?

と考えたためである。
(「キックオフスカウト」というものがあるため、10連の2回目はそちらにしようと思っていた)

しかし、結果は絶望的で、1回で両方どころか
「2回で片方のみ」という結果が永遠と続いたのだ。

結局、以下で諦めることに。



ミクさんを入手してなおかつ
★が高く、MEIKO衣装のキャラ初音ミク衣装のキャラを入手したので、
ここでやめておこうという判断だ。
結局、マジカルミライ衣装の「鏡音リン」を入手することはできなかったのだが、
のちに初音ミク」「鏡音リン」「巡音ルカ」のV4X衣装を全て入手するという奇跡が起きたので、
初音ミク」「鏡音リン」「巡音ルカ」を全員獲得するという目的は達成できている。



◆試合

「美少女育成サッカーシミュレーションゲーム」ゲームなので、
他のソシャゲでいう「クエスト」に相当するのが「試合」である。


サッカーには詳しくないのだが、それでも十分楽しむことができる。
現実のサッカーのオフサイドなどといった反則について私はよく知らないのだが、
恐らくこのゲームでは反則行為ができないUIとなっている。
(コマンドで指示を出すため)


しかし、反対に言うと、「数値ゲー」に近いので、
「数値の弱いチームで、数値の強いチームに勝つ」というのはかなり困難となる。
ジャンルにある「育成」とは、この数値を伸ばすことといっても過言ではないだろう。
もちろん、強い他人を借りて突破するという「ソシャゲあるある」は可能。
個人的感想ではあるが、
「試合がゲームとして面白いか?」
と聞かれると、Yesとは答えられない。
もちろん、「戦略」というものが無いわけではない。

ただ、「ゲーム性」が微妙でも、演出面は面白い。
このゲームでは各キャラクターごとに「SPわざ」が用意されていて、
試合中に繰り出すことができるのだが、これの演出が個性的で良い。
また、行動の度にキャラクターのボイスが入るのもGood。


そしてもう1つ。
ゲームスピードを試合中にワンボタンで変更できるUIは中々イケている。
さくっと試合を進めたい場合は最大速、
演出を楽しみたい場合は最低速、
といった具合に切り替えることが可能だ。
さらに「オート」の機能もあるため、いわゆる「周回」も可能。
(回数の指定はできないため、試合が終わる度に操作は必要となる)


◆育成
さきほど、「数値を伸ばす」のが育成と書いたが、「好感度」や「衣装」といった要素もある。
それは後述するとして、ここでは「数値を伸ばす」ことについて綴っていく。
このゲームでは各選手ごとに「レベル」が存在し、試合を重なることで経験値を得てレベルアップしていく。
しかし、レベルが上がっても「スタミナ」しか上昇せず、その他のステータスはそのままなのだ!
「スタミナ」というのは、「いわゆるMPみたいなもん」って言えば良いかな?

じゃあ、他のステータスはどうやって上げるんだ
…という話になるが、これは「アイテムを使って特訓」することで上昇する。
ポケモンでいう「タウリン」のようなものだが、
あちらと違い全てのステータスを上限まで上げることが可能。
その上限値が選手ごとに異なるというわけだ。


▲育成する時はとりあえず「びびっどキャンプ」を使う形になるかと

ゲーム開始ボーナスとして、「びびっどキャンプ」や特訓アイテムを多めに持った状態で開始するため、推しのキャラクター1人を育成するくらいなら余裕。
しかし、ゲームを約20日遊んだ感じだと、これらのアイテムは中々入手できない(厳密には特訓アイテムの数値がしょっぱい)ので、ゲーム開始ボーナスを使い切った後にまともに育成ができるのかが心配である


◆育成(ランク)
このゲームには★(ランク)がある。
レアリティが上がるとステータスとレベルの上限値が上がるというわけだ。
ちなみに、さきほどの「びびっどキャンプ」を使うと
「ランク5 Lv.50 全ステータス400」という状態となる。
・ランク1:ルーキー
・ランク2:エリート
・ランク3:ジーニアス
・ランク4:ファンタジスタ
・ランク5:レジェンド
・ランク6:ビーナス
・ランク7:Sビーナス

鋭い人は「びびっどキャンプ」の説明文でもう気づいているかもしれないが、
このゲームの最大の特長は、全ての選手が「★7」まで育成可能な点である。
私が遊んだ『ブレフロ2』でもコラボキャラ以外は最高レアリティまで進化可能であるので、その点が同じであるのはありがたい。
しかも、『びびび』では、コラボ選手であっても「★7」にすることができるのだ!


▲もちろん、初音ミクさんだってね♪

ただ、このレアリティについては一筋縄では上がらない。
スカウト(ガチャ)で同じ選手を獲得した場合や、特定のアイテムを使った場合に、
「レアリティポイント」というものを獲得し、それが一定を超えるとランクアップする仕組みだ。

…で、結構なポイント数を要求されるのであるw
これもゲーム開始ボーナスでなんとかなっているが、今後が心配である。

そして恐ろしいのが、「★6」→「★7」の条件。
レアリティポイントこそ必要なくなるが、代わりに
大量のゲーム内通貨「G」と「Sビーナスの欠片」というアイテムが7個必要となる。
特に後者のアイテムは入手機会が中々ない。
一応イベントなどで入手できるが、入手条件がシビア。(※)

「最高レアリティまで育成可能」という特長はあるものの
「最高レアリティにするのが難しい」という特徴もあるわけだ。

ブレフロシリーズでは進化自体は『びびび』ほど厳しくはないので、このへんは結構違和感を感じている。まあ開始20日じゃまだ「本当に大変か」は分からないけどね。

※「びびっどボード」というものが実装されている選手であれば、好感度(後述)をめちゃくちゃ貯めればなんとかなる模様


◆育成(好感度、衣装)
美少女育成サッカーシミュレーションゲーム
このジャンルから想像できると思うが、選手ごとに「好感度」というものがある。
試合に参加することで増えるが、基本的にはアイテムをプレゼントすることで増える。
モノ(主に食料品)で釣るのだ。

好感度を増やすことで、新たなシナリオが解禁されたり、衣装を着替えられるようになったり、選手ごとに存在する「びびっどボード」の報酬を受け取ったりすることができるようになる。また「SPわざ」の威力が上がったりもする。

衣装は、他のゲームでいう「装備」みたいなもの。
当然、衣装ごとに美少女の見た目が変化するので「装備」のひとことで片付けられる要素ではない。
基本的に獲得した選手は「ビーナスユニフォーム」という初期衣装を着ている。
つまり、「さすがに裸ではないが、私服でもない」ということだ。
他の衣装を獲得するには、イベントやスカウト(ガチャ)などで獲得することとなる。
(中には、スカウトと同時に衣装を獲得できる局面もある)

正直、このシステム自体は悪くないと思う。
ただ、ビーナスユニフォームは『遊戯王』で言う《折れ竹光》のようなものなので、
ステータス上昇値は他の衣装の下位互換となり、そこは残念。
とはいえ、衣装ごとに使える「SPわざ」が異なるので、
そういう意味ではビーナスユニフォームを使う意義はある。


◆BGM・ボイス
キャラクターごとにボイスが付いているのは素晴らしい。
ただ、いわゆる「フルボイス」ではないので、その点は注意。

音楽はまずまずといったところかな。
高級感は無いが、耳に残るメロディーって感じ。
(タイトル画面の曲はまだちゃんと聴いたことはない)


◆シナリオ
試合を進めるごとにストーリーが挟まる形式。
イベント(後述)に振り回されていたため、
まだ序盤中の序盤なのだが、今のところ面白い。
「俺」は美少女サッカーチームのオーナーなのだが、
開幕で記憶喪失であるw
このサッカーチームについて、少しずつ思い出していこう。


◆シナリオ(選手)
このゲームでは、各選手ごとにシナリオが用意されている。
それどころか、各衣装ごとにも用意されているのだ。
前述のとおり、好感度を上げることで
続きのシナリオを見られる仕組みになっている。

ここでハッキリ言っておきたいことがある。

このゲームで一番面白いのは、
これだと思う


さきほど「試合」はゲームとしては面白くない、
「育成」はアイテム入手が困難と書いた。
ここだけ抜粋するとクソゲーになるわけだが、
このゲームの最大の魅力はこの「選手ごとのシナリオ」だと私は思う。

『ブレフロ』シリーズでも全キャラクターに図鑑があり、かなり詳細な設定もあり、(あちらは死んだ英霊を召喚している設定なので)特定の時間軸にワープして一部のキャラクターたちのシナリオを体感するクエストだってある。

じゃあ、『びびび』のシナリオは何が凄いかってなるわけだが、
まずシナリオが「全ての」キャラクターに用意されているというのが凄いのだ。
もちろん「名鑑」とは別に…だ。
初期入手選手だけでも量が多すぎて全部読み切れていない。

そして、もう1つ、このゲームのジャンルを思い出してみて欲しい。
「美少女(ry」である。つまりそういうことだ。
「俺」がシナリオに絡んでくるのだw


場合によっては突然選択肢が3つ出てきて、シナリオが分岐することも。
選択肢には正解と不正解があるがすぐにやり直せるので、
気軽に全ルートを試すことが可能。


◆スカウト
いわゆるガチャ。これは、まあひどいよw
(私の比較対象が『ブレフロ』シリーズなのでアレが凄すぎるだけかも。好きなキャラクターを選んで獲得という、そもそも「ガチャ」ではないシステムだからね。)

でも、良い意味で、ただ単に「ひどい」というわけでもない。
なぜなら、さきほど書いたとおり、全選手が「★7」まで育成可能だからだ。
つまり、極端な話「絶対にハズレがない」と言えるのだ。

じゃあ何が「ひどい」のか。それは欲しい選手が明確にいる場合だ。
「特定の選手が欲しいからスカウトする」といった場合に、
「スカウト」が牙をむくというわけだw

ただ、このゲームでは「スカウト」をするとチケットが入手でき、
その「チケット」を使うことで任意の選手を獲得できるシステムもある。
「あれ?じゃあブレフロと同じでいずれは好きな選手獲得できるじゃん?」
って思うかもしれないが、
そんなに甘くない。

『びびび』のスカウトには「期間」の概念があるのだ。
つまり、「期間限定のスカウト」が存在するということ。
そして「期間限定のスカウト」で獲得したチケットは期間が過ぎると、
「ドリームチケット」と呼ばれる別のチケットに変換される(らしい)のだ。

つまり、「チケットで選手獲得」をしたい場合は期間内にかなりの数「スカウト」しなければならないのだ。
冒頭に書いたとおり、スカウトはいわゆる「ガチャ」なので、
当然「ビーナスハート(いわゆる石)」を消費する。

ちなみに、スカウトについて
Twitterでアンケートした結果は下記。



私は超絶運が良く、
初音ミク」「鏡音リン」「巡音ルカ」のV4X衣装を全て揃えることができたが、
この仕組みでは入手できなかった可能性もかなり高い。
ゲームを始めたばかりゆえ多くのビーナスハートを獲得できたため、
ミクとリンはスカウト、ルカはチケットで交換という流れで揃えることができた。


◆イベント
いわゆる「周回」を求められるタイプ。
このタイプ、私はあんまり好きではないが、
ソシャゲっていうのはそういうもんかもしれないな。
ただ、イベントもストーリーは面白い。


◆推し
コラボキャラ以外で推しはいるのか?
という話だが、どの選手も魅力的で推したいくらいだ。

その中でも特に魅力的なのは、
有能で美人な秘書「飛龍つぐみ」かな。


あとはチュートリアルで選んだ「詩奏音ことば」さん。
作詞家なんだぜ。



◆最後に
率直な感想、無課金ではそのうち厳しくなりそう。
まずびっくりしたのが、
ビーナスハート(石)が「有償」「無償」で区分けされているということ
『ブレフロ』シリーズでは「ダイヤ(石)」は配布だろうが購入だろうが
ゲーム進行上「ダイヤ」だが、
『びびび』では「有償ビーナスハート(兼ビーナスハート)」と「ビーナスハート」という、
2種類のビーナスハートが存在するのだ。
ソシャゲに詳しくないんだけど、これが普通なのかな?


もちろんソシャゲである以上、
「課金させたいと思わせるゲーム性」が必要なので、
しょうがないと言えばしょうがないのかもしれないが、
せめて、「有償3000」を「無償6000」で交換できるとかあっても良いと思った。

正直、このゲームで選手の「育成」をちゃんとやるかは分からない。
でも、魅力的なキャラクターが多く、
「ストーリー」「選手シナリオ」は面白いので、
そこは純粋に楽しんでいきたい。

とりあえず、20日目で思ったことは以上かな。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

【追記】
あ、1つ大事なことを書き忘れてた。
名鑑などの画面で「ボイスチェック」ボタンを押すと、
ランダムでその選手のボイスが聴ける機能がある。
ぶっちゃけ、初音ミクさんもボイスかなり用意されているから、
ミクさんがきっかけでインストールした身としては、
ミクさんの画面でそのボタンをポチポチしているだけで
インストールした価値あったと思ったわw